Latest Entries



彼らの話
この前、このBLOGの共同管理人だった女の子と飲みに行った時に、彼らの話をしました。彼らの日記にも書いてる情報だから書くけど、やっぱり帰国するみたいですね。「そうなんだ」みたいな返事を私はしたと思う。

「彼らはどう思ってるの? 残りたいけど、金銭的な事情もあって帰らざるをえないってこと? そうならば、なんか別の方法があるんじゃない?」

「そうじゃなくて、もう残りたいというモチベーションもなくなってきてるんだと思いますよ。このままいても、この先に何があるかわからないし。帰りたいと思ってるのかもしれないですね」

彼らが残りたいと思っていて相談を受けたなら、やりようはあるんだと思うけど、当の本人にその気持ちがないならば、これはもう部外者にはどうにもできない状況でしょう。不安定な時期も最初の頃はある意味で新鮮だろうけど、ずっと続くとなるといろんな意味で慣れてきますからね。

結果的に彼らに協力することを決めてから、私が彼らと話をしていた時に自分の中で心がけていたのは「未来を信憑性を持って具体的に語る」ということだったと思う。

「これをしたら、こうなる可能性がある」とか「この通りに行けば、絶対にこうなる」という風に。かっこよく言えば、仕事もお金もあげることはできないけど、未来への希望はあげるよ、と。私の提示するものを選択する自由は彼らにあるし。もちろん、選択に付随するメリット、デメリットを受け入れる覚悟は認識すべきだろうし、私は責任とれない部分もあった。これは彼らもいい大人だったので、わかっていたと思う。

キルケゴールの「死に至る病は絶望である」という一文、過去に『死に至る病』を読んだことあるけど、恐ろしく難解で、さほど意味は理解してないけど、表面上の響きが好きです。表面どおり解釈して、その逆を考えると「希望」は明日を生きていくためのエネルギーにはなりうるように思います。実際にBLOGの企画をして帰っていく彼らは活き活きしていたし、1日分のエネルギーにはなったんじゃないかと思っています。

BLOG発案の段階で、「有名サイトになればプライベートレッスンも集まるし、雑誌や新聞も来るだろうし〜」といろいろと話していたように思う。実際に話したいくつかは幸運なことに実現しました。一過性の話題として処理されるのも予測してたし、こんなもんじゃないかと思っています。

実際にはアクションしなかったけど、この先のプランもあったんですよ。私の中でコードネーム「人類補完計画」と勝手に呼んでいました。意味はない。だけど、これは拒否されたのでお蔵入りしました。

彼らのモチベーションが下がったのも、なんとなく、「希望」というか、明日どうなるかがわからないから不安なんだと思う。どうなるかはわからないのは当たり前だけど、良くも悪くも「変化」がない、変化が期待できない状況なんじゃないだろうか。

BLOGのアクセスがすごかった時は、ものすごい勢いで叩かれたけども、ものすごい勢いで支援やニュースが届きました。ありがとうございました。「明日は何があるんだろう」みたいな期待感もすごかったし。けどね、軽くノイローゼにもなってた。

帰る前になんか書いていってくれないかな? 
ちょっとお願いしてみましょう。

-----------------

某居酒屋で飲んでたんだけど、近くに「三国志」という中華料理屋がありました。いかしたネーミングセンスの中華料理です。聞いてみると「甘寧定食がある」とか「店員が夏侯惇」とか、いろいろ噂があるみたい。店員が夏侯惇ってのはさすがに嘘だろうと思う。

コメント

結局どうにもならなかったんですね。

日記にも「G社は就職支援してくれると言いながら、就職支援サイトのリストをくれただけ」とか「日本語のブログをやってもプライベートレッスンが二人分合わせて8人増えただけ」とか書いてありました。で、今は開き直ったように観光を満喫しているようです。

外国で働くってすごく大変なことなんですよね。英会話講師をしているとその現実を意識しなくても生活できてしまうからこそ、今回みたいに学校が破綻すると日本社会の厳しさと向き合わなければならなくなるんだと思います。

そもそも英語圏の人たちって日本をナメているというか、単に自分の国の別バージョンとしてしか認識してないんじゃないかと思えるときがあって、gaijinpotとかの掲示板に行くとしょっちゅう「今年の春に大学卒業して日本で働きたいんだけどeikaiwaでは働きたくないんだ。どんな仕事がある?」という書き込みがあります。誰かが「日本語はできるの?」って聞くと「Basic Japaneseなら話せる(訳注:つまりほとんど話せない)。日本語って必要?」と返ってくる。

日本語できないで日本で就職しようというのは、日本で生活している我々から見ればとんでもないことで、まして仕事となれば日常会話レベルでは駄目で、丁寧語とか謙譲語も必要だろうと思うのですが、行けば何とかなると考えているのでしょうね。逆の立場に立って、英語ができない人がアメリカやイギリスで仕事を得るのがどんなに大変かを考えれば想像はつくはずなのに。

で、今回のNOVA講師たちみたいになるわけです。

日本語が話せないのでマクドナルドの店員すらできない。英語の就職サイトを見てもたいてい「Native Level Japanese Required」とか書いてある。本当に英会話講師にしかなれない。英語がしゃべれる以外は、経験もスキルもない出稼ぎ労働者とたいして変わらない。

NOVAがつぶれたことで何かプラスがあるとすれば、こういう現実を再認識させてくれたことだと思います。

>かっこよく言えば、仕事もお金もあげることはできないけど、

そういえば、管理人さんは英会話スクール経営者だったんですね。
管理人さんの立場からすれば、彼ら二人は「あっ、こいつらすごく
優秀かも。雇っちゃいたい!」って思うほどじゃなかったんですよね^^;

英会話スクール経営者から見て、彼らに不足していた能力って
何だったんでしょうか。

(管理人さんほどの人だったら、ブログのネタにしようとか思わなければ
 彼らをもっと直接的に助けることもできたはず…管理人さんと二人の
 間に信頼関係が生まれなかったのは、管理人さんが彼ら二人を本気で
 助けようとはしてなかったことが、彼ら二人に伝わってしまっていたのかも
 しれませんね)

> 帰る前になんか書いていってくれないかな? 
> ちょっとお願いしてみましょう。

正直あまり読みたくないですね。
「きっと20年後、今のこの経験が最高の種になるだろうと思う」。とか書きそう。
そりゃ種にならない経験なんてねえよ、ってツッコミ入れてしまいそうです。

>> 帰る前になんか書いていってくれないかな?

> 正直あまり読みたくないですね。

俺も。何を書いても“立つ鳥跡を濁しまくり”になりそう。

大丈夫、日記によると二人とももうアメリカに帰ったみたい

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://novajapan.blog123.fc2.com/tb.php/41-0a5bd42b

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

このBLOGについて

外国人とコミュニケーションをとるうえでの文化の違いなどを考えています。はじめて来たかたは、当サイトの歴史もふまえた「このサイトについて」をお読みください。

 

最近の記事

最近のコメント

プロフィール

Author:NOVA
■管理人音無(ハンドルネーム)ことMASUYAMA

さほど特徴のない人間です。職業は英会話スクール経営者見習いです。BLOGやホームページは他にもあるので、ご興味がある方は遊びに来てください。

ミュージシャンの英語試験

英語で歌うミュージシャンは多いですが、実際のところ、どれほど上手いのかをネイティブに聴いてもらいました。

初心者のための麻雀講座-黄金牌を巡る物語-

ストーリー形式で麻雀のルールを解説しています。麻雀覚えたい方はぜひどうぞ。

メールはこちらのフォーム(E-MAIL to US)より

【参考図書(AMAZONより)】

NOVA商法の魔力―“急成長”のカラクリとトラブル解決法

英会話スクール・悪のマニュアル

元をとる!英会話スクール120%活用法 (SELF BOOKS)

 

カテゴリー

スポンサードリンク

 

リンク

月別アーカイブ

WEB募金

 

おすすめの本

最近のトラックバック

RSSフィード