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英会話講師がただの外国人という話 1
英会話スクールの講師は母国語がネイティブなだけの外国人じゃないのか、という指摘はけっこう聞きます。このBLOGを通して感じた経験でいえば、意見的には半々だと思う。「英会話講師」と聞いた場合に、何も知らない人と、裏事情を知っている人は半々、ネットでオピニオンが出る人では裏事情を知っている人のほうが多いかもしれない。半々ならば、裏事情でもなんでもなく、常識化してるかんすらあります。

「ただの外国人じゃない」ケースといえば、大学で教育関係の学位がある人とか。あとは、CELTAとかTESOLとか、世界的に通用する(と言われている)英語講師の資格なんかがあります。こいういのがあると「ただの外国人じゃない」ある程度、ちゃんとした講師といえるかもしれない。

あと、キャリアの問題。なんの資格もなくても、英会話講師を長年やってたら、それなりのスキルになります。「ただの外国人」から「キャリアある外国人講師」になりますね。ただし、私はキャリアは重要な要素と思うけど、やっぱり「ただの外国人」として認識されてしまうかもしれない。

英会話を運営する側の意見、かなり限定して私の意見ですが、どれを重視するかといえば、どれでもないです。うえにあげた要素は「どうでもいいよ」とは言わないけど、あるにこしたことない程度です。重視する要素としては「お客さんをつなぎとめておくだけの要素のある人」になると思う。

じゃあ、英会話スクールの講師はホストクラブみたいなもんですか? 
くちがうまければ、OKですか?

というと、これもちょっと違う。だけど、近い要素はあると思っているし、すべての企業に共通する要素として、お客さんあっての企業だという話が前提になるからです。私は英会話スクールをサービス業だと思っているし、義務教育の現場や大学とは明らかに異なる性質を持ったものだと考えています。

義務教育の現場や大学なんかは、話がつまらなかったりしても、建前としては生徒が逃げていくこともないと思う。基礎となる学問的な知識があることが最重要項目です。

仮にホストクラブとかキャバクラみたいな英会話があれば、それは容姿がきれいであるとか、しゃべりがうまいといったことが最重要項目であって、知識・教養は求められないかもしれない。

世の多くの英会話スクールは、これらの中間に位置しているものだと私は考えています。楽しいレッスンをしてお客さんをつなぎとめておく要素も必要だし、幅広い文化や時事問題への知識が要求されたり文法問題なんかへの知識を求められたりする。

「ただ話しているだけでお金がもらえていいね」という批判があるとするならば、これは間違ってますね。「適当に話しているだけで給料がもらえていいね」というのも間違い。誰でもいいってわけではなくて、講師の間でも圧倒的なスキルの差が存在しているし、消費者の目はこえているので、そんなに甘くないでしょう。ただ話しているだけでお客さん集まって高いお金払ってくれるような楽な仕事が成り立つならば、毎年毎年、英会話スクールはバコバコつぶれないと思う。

英語講師の資格、例えばCELTAとかは、そんなに難関な資格ではないし、タイとかに行けば安く取得できます。だから、CELTAの技術論や教授法を理解しているどうこうには興味がないけど、資格をとろうと思う人は向上心があったり、自分の現状が分析できるような客観性のある人なので、結果的に良い講師である、という可能性は否定できません。

続きます! いろいろ書きてきますのでご意見ある方はどうぞ。
英会話スクールは企業だから利益を追求しないといけない、というのもこれまた間違っています。

コメント

>>英会話スクールは企業だから利益を追求しないといけない、というのもこれまた間違っています。

利益を追求しないとそれこそ倒産するような気がしますが。

共感します。
資格や経験もひとつの要素だとは思いますが、「教え上手」というのは素養の部分も大きい。
丁寧に相手の話を聞いて、わかるまで根気強く、いろんな例を出しながらなんとかして伝えようとしてくれる人は、教わる側に、なんとかして理解したいなあ、という気持ちを起こさせる。
語学って根気勝負ですからね。いい講師は、それを持続させてくれる。それが管理人さんのおっしゃる、「お客さんをつなぎとめておくだけの要素のある人」ということなんじゃないかなと思います。

あとは、生徒の側が講師に対してどういうスタンスで接したいか、というのもあると思います。
相手を「先生」として、高い敬意をもって教わりたい場合は、やっぱり資格くらい持っててほしいかもしれない。
もっとフレンドリーに、対等な立場で教わりたいとか、積極的に吸収したいという感じなら、「普通の外国人」のほうが接しやすい気もします。
「先生」だと信じていたのに「普通の外国人」だとわかって幻滅、というのがいちばん残念なパターンじゃないですかね。それが多いのかもしれませんが。

「お客さんをつなぎとめておくだけの要素のある人」これは本当にいろいろな意味をふくんでいるし、お客さんのニーズによってかなり変化します。英会話といっても、何を求めているかは幅広いんですよね。いろんな状況に対応できる人がいいと思います。ご年配の方なんか特にもう英語を教えてほしいというわけではない人もいます。ただ話しているだけでいいという方もいるので、そういう人に厳しく授業するのも間違っている気がしますし。

「教え上手」はある意味で才能のような気がします。ただし、経験でカバーできる部分も大いにある。だから、資格があるどうこうは私の中では順位が低いですね。

>利益を追求しないとそれこそ倒産するような気がしますが。

確かにそうですね。利益がないと間違いなく倒産します。

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